お役立ち情報

1.公共料金

1) 電気

基本的にどの物件でもあらかじめ電気は引かれているので、ご入居前に別途お申し込みになる必要はありません。ここでは月々のランニングコストの中で賃料の次に大きな金額となる電気代の詳細をご説明します。

電気代はエアコンの使用量やエアコンの機種によって大きく変動します。天井に埋め込まれているタイプのエアコンの場合は、日本のような外付タイプのルームエアコンよりも電気代が相当高くなるとお考えください。

毎月の電気代の目安ですが、
ご単身:3,000~6,000バーツ
ご夫婦:4,000~8,000バーツ
ご家族:6,000~15,000バーツ
が一般的な金額です。

ちなみに、サービスアパートの中には「電気代無料」や「3,000バーツ/月まで無料、超過分に対してはご入居者がお支払いする」といったような物件も多くあります。

電気代の支払い方法は大きく分けて2通りあります。

【アパートやサービスアパートの場合】
一般的に、物件が発行する請求書に記載されている金額をマンションの管理事務所やレセプションでお支払いいただく形となります。1ユニット(1,000ワットで連続1時間使用相当量)あたり5~7バーツに設定されている物件がほとんどです。また、サービスアパートの中には電気代にもサービス料の7~10%が発生することもありますので事前の確認が必要です。

【コンドミニアムの場合】
一般的にバンコク電気公社から送られてくる請求書に記載されている金額をコンビニ(セブンイレブン)や銀行、郵便局でお支払いいただく形となります。ユニットあたり約3.8バーツに設定されているので、前述のアパートやサービスアパートよりも割安になります。支払い期限を過ぎるとセブンイレブンや銀行での支払いができなくなり、電気公社へ出向かなければなりません。また、タイでは電気代の滞納後すぐに電気が止められてしまいますので、コンドミニアムにお住まいの方は注意が必要です。BTSチットロム駅のすぐ下にある電気公社は日本人の方が行きやすいでしょう。

【Google MAP】
http://www.mea.or.th/home/index.php?l=en&l=en

セブンイレブンなどでお支払い時に発生するお支払い手数料(10バーツ)は発生しませんが、長時間待たされる、英語が全く通じない、などの理由から、電気公社でのお支払い一般的ではありません。なお、土日祝日は閉まっているので、電気が止められることのないよう注意が必要です。

2) 水道

水道も電気同様、基本的にどの物件でもあらかじめ引かれているので、ご入居前に別途お申し込みになる必要はありません。サービスアパート、アパート、コンドミニアムなどの物件種別によらず、一般的に物件管理事務所が発行する請求書に記載された金額を、物件管理事務所もしくはレセプションでお支払いいただく形となります。水道代金の算出方法は下記の2通りです。

【水道メーターにしたがって使用分のみ支払う】
各部屋に設置されたメーターにしたがい、使用した分だけ支払う方式です。1ユニット(1,000リットル)あたり16~20バーツに設定されている物件がほとんどです。

毎月の水道代の目安ですが、
ご単身:200~400バーツ
ご夫婦:300~600バーツ
ご家族:400~800バーツ
が一般的な金額です。

【各物件が独自に設定した定額を支払う】
使用量に関係なく、それぞれの物件が定めた定額を毎月支払う方式です。一般的には800から1500バーツとなります。

また、タイの水道水は飲料水には適さないと言われています。したがって飲料水は購入もしくは浄水器を購入、レンタルすることが一般的です。重たい飲料水の購入は、デリバリーをしている業者さんに頼むのがラクでいいでしょう。

スプリンクル
http://www.thailandcard.com/?cat=39

また、日本の「軟水」とは異なり「硬水」のため、お風呂上りに肌がつっぱったり髪がごわごわする、などのトラブルが多いのも事実です。最近はシャワー用の浄水器をレンタルなさる方も増えてきています。

CK Medical
http://ck-asia.com/home.php

3) ガス

タイには日本とは異なり「都市ガス」はありません。お風呂のお湯はどの物件も電熱給湯器を使うので、キッチンのコンロがガスコンロである場合のみ「タンク式プロパンガス」を使用することになります。初回はガスタンクのデポジット代金が300~800バーツほどかかりますが、後はガスを補充していくだけとなり、10キロのガスで200~300バーツほどでしょう。ガスの残量が少なくなってくると、炎が大きくならなくなるので、お料理の途中でガス欠にならないよう、ガスを使い切る前に物件管理事務所にガス補充の旨を依頼しましょう。


4) 電話

電話回線もご入居前にお部屋に引かれていることが一般的ですので、別途お申し込みになる必要はありません。タイの電話局は2社ありますが、建物によって使用できる回線が決められているので、ご入居者がお選びになることはできません。電話回線には下記の2種類があります。

【お部屋に直接回線が引かれている場合】
一般的にアパートやサービスアパートがこれに該当します。電話局から請求書が届くので、コンビ二や銀行もしくは郵便局でお支払いください。月定額の基本使用料金は税込み107バーツ。バンコク市内02番号への通話は時間無制限で一律3バーツと、携帯電話を使っての発信よりも非常にお得感ある料金設定となっています。携帯電話への発信は3~12バーツ/分です。

【内線電話の場合】
一般的にサービスアパートがこれに該当します。物件が発行した請求書をもって物件レセプションでお支払いください。料金はホテル同様、電話局からの請求金額に物件独自に手数料などを加算した金額が請求されることが一般的です。

タイの電話局
True
http://www2.truecorp.co.th/en/contact.aspx
TOT
http://www.tot.co.th/index.php?lang=en


5) インターネット

ここタイでもインターネットの普及は目覚ましいものがあり、基本的にどの物件でもインターネットをご利用になることが可能です。ただ、日本の光通信のように100メガバイトなどの高速がでるものではなく、ADSL回線を利用した4~16メガバイトのものが一般的です。一括りに「インターネット」といってもバンコクには大きく分けて2種類のものがあるので、ここではその詳細をご説明します。

【物件共有のネットワークに接続する方式】
初期費用:無料
月額料金:500~3,000バーツ
申し込み手続き:物件管理事務所より通知されるユーザーネームとパスワードを打ち込むのみ
速度:物件によりけりだが、通常1~4メガバイト程度
備考:回線が込み合う時間帯は1メガも出なくなるので要注意

【お部屋に引かれている電話回線を利用してプロバイダに直接申し込む方式】
初期費用:モデム代金など100~2,000バーツ
月額料金:600~3,000バーツ
申し込み手続き:プロバイダに申し込み後、1週間ほどでご利用可能。パソコンを使ってのセットアップが必要
速度:7~16メガバイト程度
備考:電話回線(TOTもしくはTrue)によって利用可能なプロバイダが制限される

直接プロバイダに申し込む方が物件共有のネットワークをご利用になるよりもハイスピードでストレスの少ないネット環境になることが多いのが現状です。ただ、英語でのセットアップが必要となるため、日系のインターネット業者さんにセットアップの代行をご依頼なさる方も多いです。


6) 日本語の番組が視聴できるテレビ

タイの地上波は無料ですが、タイ語の放送となってしまうため外国人にはほとんど視聴されていません。(ただ、日本のアニメなどはテレビに副音声機能がついている場合は日本語で楽しむことも稀にですができます。)ここでは日本語の番組を視聴できる方法について下記の3通りをご説明いたします。

【家主提供のケーブルテレビ(視聴可日本語番組:NHK)】
通常、外国人の方が多く住む物件では建物のケーブル線を使ってテレビ番組を各部屋に配信しています。英語で放送されている番組がほとんでですが、一般的にはCNNやBBCなどのニュースチャンネル、HBOやStar Movieなどの映画チャンネル(タイ語字幕)、True Sportsなどのスポーツチャンネルがご視聴可能です。タイでご視聴できるNHKは「NHKプレミア」と「NHKワールド」の2種類があり、プレミアは日本語、ワールドは英語での放送となります。日本人の方も多く住む物件の場合はプレミアが視聴可能になっている場合がほとんどです。物件により異なりますが、視聴料は無料~2,500バーツ/月が一般的です。

【有料の衛星放送を申し込む(視聴可日本語番組:NHK)】
「True Visions」という衛星放送業者さんに視聴を申し込むことで、NHKの日本語放送が視聴可能になります。前述の英語での番組ももちろん視聴可能で、一般的に画像もクリアです。毎月の視聴料は、お申し込みになるパッケージによっても異なりますが、全90~110チャンネルで約2,000~3,000バーツとなります。

True Visions
http://truevisions.truecorp.co.th/?ln=en

【日本の民放テレビ配信を申し込む(視聴可能日本語番組:日本国内同様)】
タイのインターネット環境が一昔前と比較すると格段に進歩したことにより、インターネット回線を利用して日本国内と同様のテレビをタイでも楽しむことができるようになりました。バンコクにも数多くの日系業者さんがあり、日本語フリーコピー(無料紙)にも多くの広告が掲載されています。特に「BB Info」さんは画像が止まることなく、日本にいる時と全く同じようにテレビを見ることができると評判です。視聴料は録画機能の有無やチャンネル数によって異なりますが、毎月の視聴料は2,000~3,000バーツであることが一般的です。

BB Info
http://hd.myslingtv.com/


2.公共の乗り物

タクシー、モノレール、地下鉄、バスなど日本人にもなじみの深いものから、オートバイタクシー、シーロー、ボートなど物珍しいものまで、さまざまな公共の乗り物がバンコクにもあります。

1) タクシー

外国人にもよく利用されるタクシー。バンコクの全てのタクシーはメーターを付けることが法によって義務付けられているので、メーターを付けずに値段を交渉してくる違法タクシーは避けた方が良いでしょう。初乗りは35バーツ、その後2キロメートルごとに2バーツが加算されます。日本と比較しても非常に格安のため、バンコクの生活にはなくてはならない交通手段となっています。ただ、日本のタクシーとは異なり、運転手のマナーが著しく悪い、運転が荒いなどと感じることも多いでしょう。また、渋滞時や大雨が降っている時などは乗車拒否をされることも度々あります。500バーツ札や1000バーツ札で運賃を支払おうとすると、運転手がお釣りを持っていないことも多いです。なお、深夜の女性だけでの利用は避けたほうが懸命でしょう。
タクシー

2) BTS(バンコクスカイトレイン)

Bangkok Mass Transit Systemの頭文字をとってBTSと呼ばれるいわゆる1999年開通のスカイトレイン。朝夕の通勤ラッシュは東京のそれに勝るとも劣らないものがあります。改札口にある自動券売機で磁気式カードの乗車券を購入すれば簡単に乗車できる手軽さにより、外国人にも多く利用されています。運賃は行き先によって15~40バーツ。運行時間は6:00~24:00です。シーロム線(ウォンウィアン駅~モーチット駅)とスクンビット線(ナショナルスタジアム駅~ベーリン駅)の2線があり、サイアム駅で相互乗り換えが可能です。
BTS


3) MRT(地下鉄)

Mass Rapid Transitの頭文字をとってMRTと呼ばれるいわゆる2004年開通の地下鉄。BTS同様、朝夕は通勤の人で大混雑します。バーンスー駅から地方への汽車が発着するフアランポーン駅までを結んでいます。運賃は行き先によって14~36バーツ。運行時間は6:00~24:00です。外国人が利用する場所をあまり通過しないため、BTSと比べると外国人には利用されていない感はありますが、大渋滞するラチャダーへ出かける際は便利です。なお、BTSとMRTは下記3箇所で相互乗り換えが可能です。
BTSモーチット駅とMRTチャトゥチャック駅
BTSアソーク駅とMRTスクンビット駅
BTSサラデーン駅とMRTシーロム駅
MRT

MRT


4) バス

エアコンが効いているバスとエアコンがないバスの2種類あります。エアコンバスは行き先によって運賃が決まり、約8~20バーツ。エアコンバスは行き先に関係なく一律6バーツ程度です。事故が多いこと、路線が複雑であること、英語が通じないことなどの理由から外国人には敬遠されているのが現状です。
バス


5) オートバイタクシー(バイタク)

文字通り、オートバイを使って希望の場所に連れて行ってくれるタクシーのような役割の乗り物です。ソイの入り口などにオレンジ色のベストを着ている人たちがオートバイタクシーの運転手です。運賃は交渉制で距離によって異なりますが、ソイの中を走るだけでしたら20~40バーツ程度です。ただ、事故が非常に多いので、オススメはできません。
オートバイタクシー


6) シーロー(スバル)

外国人旅行者に人気の三輪自動車「トゥクトゥク」と似ていますが、4輪トラックの荷台を座席として改造されたタクシーです。スクンビット界隈に多く走り、日本人奥様の毎日のお買い物やお子様の習い事の送り迎えなどに欠かせない存在となっています。運賃は交渉制ですが、簡単なタイ語(行き先と数字)だけで済むうえ、日本語を少し話す運転手もいます。同じソイの中であれば運賃は40~60バーツ程度です。なお、スクンビットのソイ39、49、55の入り口にシーロー乗り場があります。タクシー同様、空車であれば手を挙げて止めて乗り込むことも可能です。
シーロー


7) ボート

東洋のベニスと言われるバンコクだけあり、水上交通は昔から一般庶民の大切な足となっています。BTSサパーンタクシン駅の下の船着場からは王宮前広場や有名寺院に出ているボートがあり、毎日多くの観光客に利用されています。ただ、外国人が行くエリアを運行していないこともあり、上述以外のボートは外国人に利用されることは皆無です。


3.幼稚園と学校

1) 幼稚園

20万人の日本人が住むと言われるバンコクには多くの日系幼稚園があります。英語教育に力を入れている幼稚園、緑多い敷地内で元気に遊ぶことを主とする幼稚園、海外にいることを忘れるほどに選択肢は豊富なので、それぞれのご家庭の教育方針を明らかにし、各幼稚園の特色をつかむことが大切です。下記に代表的な日本語保育を行っている日系またはインターナショナル幼稚園をご紹介しますのでご参照ください。

SPインターナショナル幼稚園(ソイ49)
http://www.spn.ac.th/japanese.html
SPインターナショナル

SPインターナショナル

SPインターナショナル

SPインターナショナル

SPインターナショナル

アメリカンスクールオブバンコク(ソイ49)
http://d.hatena.ne.jp/asb-japanese-section/
アメリカンスクールオブバンコク

メロディー幼稚園(ソイ38)
http://www.melodieskinder.com/
きらきらキッズ幼稚園(ソイ61)
http://www.kirakirakids.ac.th/
きらきらキッズ幼稚園

きらきらキッズ幼稚園

きらきらキッズ幼稚園

オイスカバンコク日本語幼稚園(ソイ63)
http://www.oisca-youchien.net/thailand/index.htm
オイスカバンコク日本語幼稚園

たけのこ幼稚園(ソイ63)
たけのこ幼稚園

たけのこ幼稚園

レインボー幼稚園(ソイ23)
レインボー幼稚園

レインボー幼稚園

バンコク幼稚園(ソイ55)


バンコク幼稚園

バンコク幼稚園

2) 日本人学校(正式名称:泰日協会学校)
日本の文部科学省のカリキュラムに従った教育をお子様に受けさせたい場合は、「日本人学校」に通わせることになります。現在、日本人学校はバンコクとシーラチャーの2箇所にあり、特にバンコク校は小学部と中学部を併せて生徒数が約2,000名のマンモス校となっています。スクールバスの送迎範囲が基本的にはスクンビットのアソークからエカマイの間なので、お子様を日本人学校に通わせるご家庭はこの範囲で物件選びをすることになります。

泰日協会学校
http://www.tjas.ac.th/bangkok/ 
日本人学校


3) インターナショナルスクール

せっかくの海外駐在の期間中にお子様に英語をマスターさせようとするご家庭も増えてきています。その流れを受け、日本語を話す職員もしくは日本人の事務員をおくスクールも増えてきているので、英語が苦手なご両親でもお子様をインターナショナルスクールに通わせることができるようになりました。なお、日本人学校のように通学バスの運行地域制限はないので、比較的物件選びの範囲は広がります。

ISB (International School of Bangkok) ノンタブリー
http://www.isb.ac.th/
NIST (New International School of Thailand) スクンビットソイ15
http://www.nist.ac.th/default.aspx
ASB (American School of Bangkok) スクンビット49
http://www.asb.ac.th/index.php
BPS (Bangkok Pattana School) スクンビット105
http://www.patana.ac.th/


4.病院

タイ人の私立病院に勤務する優秀なドクターはそのほとんどが欧米で医学を学ぶため、先進国同様の医療が受けられるといわれています。また、日本語通訳や日本人医師の雇用、五つ星ホテルと見まがうような豪華なロビーに病室、日本食レストランやオシャレなカフェまで、「サービス業」としての病院経営努力には驚かされます。日本人専用受付もあり、受付から医師の診断、薬の受け取り、料金の支払いまで、全て日本語で行える代表的な病院はバンコクに3件あります。

サミティヴェート病院(ソイ49)
http://www.samitivejhospitals.com/home_inter/jp
バムルンラート病院(ソイ3)
http://www.bumrungrad.com/japanese
バンコク病院(スーンヴィジャイ)
http://www.bangkokhospital.com/jp/
バンコク病院

朝夕の通勤渋滞に陥りなかなか病院に辿り着けないことも多々あるので、小さなお子様がいらっしゃる方、お体の弱い方は病院へのアクセスの良い物件を選ぶことも大事です。


5.ショッピング

はじめてタイに来る方はその物価の安さに驚かされ、ショッピングの楽しさに感動することでしょう。ここでは毎日のお買い物に必要なスーパーマーケットからタイならではの市場、デパート、ショッピングモールについてご説明します。

1) スーパーマーケット

【フジスーパー(1号店~4号店)】http://www.ufmfujisuper.com/jp/ 日本から輸入された日本食材がバンコク内で最も多く置かれているスーパーです。日本と比較すると値段は約1.5倍はしますが、日本人のバンコク生活には切っても切れない存在です。1号店(ソイ33/1)や2号店(ソイ39)の周辺には「100円(60バーツ)均一ショップ」、DVDレンタル屋、パン屋、ラーメン屋、本屋などがあり、さながら日本の商店街のようです。
スーパーマーケット

【ヴィラスーパー】http://www.villamarket.com/
日本食材にも力を入れている欧米系のものが多いスーパーです。ワインやチーズ、サラミなどの欧米のものの品揃えは最も良いでしょう。ソイ49やソイ55にあるヴィラスーパーは場所がら日本食材も多く扱っています。
villa

【グルメマーケット】http://www.gourmetmarketthailand.com/index.php
エンポリアム、パラゴンなどの高級デパートの中にあるスーパーです。日本食材なもちろんのこと、欧米の食材も充実しています。パスタやスープなどの洋食惣菜が各種あるのも忙しいご単身の方には便利でしょう。

【伊勢丹スーパーマーケット】
チットロムエリアにお住まいの方がよく利用するスーパーです。観光客の方が多い場所柄か、お土産になりそうなドライフルーツやチョコレートなども多く取り揃えられています。また、スーパー前にはお惣菜屋さんやケーキ屋さん、甘味処が並び、さながら日本の「デパ地下」のようです。
伊勢丹スーパーマーケット

【マーケットプレイス、トップス】http://www.tops.co.th/en/index.html
タイ全土に展開するスーパー。セントラルデパートやソイ41、55のものは場所柄日本食材も扱っています。
トップス

【マックスバリュ】
日本のイオン株式会社系列の24時間営業スーパー。大型店舗は「マックスバリュ」小型店舗は「マックスバリュ・タンジャイ」と名付けられています。マンションの下にテナントとして入居していることも多く、日本食材も僅かながら置かれ、24時間営業がご単身の方にも嬉しい限りです。
マックスバリュ

【フードランド】http://www.foodland.co.th/
日本食材も僅かながら置かれています。24時間営業なので、忙しいご単身の方にとっても大変便利でしょう。
フードランド

【ビッグシー、テスコロータス】
http://www.bigc.co.th/
http://www.tescolotus.net/new/home.php
タイ全土で展開する大型スーパー。週末は飲料水などのまとめ買いをする日本人ご家族の姿を見かけます。ラマ4世通りとソイ63のビッグシーはスクンビット在住の方にもアクセスしやすい場所にあります。
テスコロータス

ビッグシー


2) 市場、デパート

【モクタラ】
スクンビットソイ23の奥にあるシーナカリンウィロート大学で毎週木曜日に開かれる市場。野菜や果物などの生鮮品からお皿や洋服まで、ありとあらゆるものが所狭しと並べられています。掘り出しものも多く、野菜も新鮮なものが多いと、日本人奥様に有名な市場となっています。

【エンポリアム】http://www.emporiumthailand.com/main.php
BTSプロンポン駅直結の高級デパート。エルメスやシャネルなどの一流ブランド品はもちろんのこと、レストラン&バー、書店、カフェなどが並んでいます。
エンポリアム

【パラゴン】http://www.siamparagon.co.th/v3/index2.html
BTSサイアム駅直結の高級デパート。王族の方が頻繁に訪れることもあり、警備が厳しいのが特徴です。
パラゴン

【セントラルワールド】http://www.centralworld.co.th/landingpage/403/
BTSチットロム駅直結のデパート。敷地内に日系の「伊勢丹百貨店」もあります。伊勢丹内の書店「紀伊国屋」はバンコク最大級の売り場面積を誇り、日本語書籍が多く取り揃えられています。
セントラルワールド

【セントラルチットロム】http://www.central.co.th/20121205-TH/index.html
BTSチットロム駅直結の老舗デパートで、富裕層のタイ人が多いデパートです。
セントラルチットロム

セントラルチットロム


3) ショッピングモール

【ゲートウェイエカマイ】http://www.gatewayekamai.com/jp/about.php
BTSエカマイ直結のショッピングセンター。ファストフードやレストランの他、日系の薬局や大手ラーメンチェーン店も入居しています。
ゲートウェイエカマイ

【ターミナル21】http://www.terminal21.co.th/
BTSアソーク駅直結のショッピングセンター。タイ国内外のカジュアル洋品店が多く、終日若者で賑わっています。センターポイント系列の高級サービスアパート「グランデセンターポイントターミナル21」とも直結しています。ターミナル21

【MBK】http://www.mbk-center.co.th/th/home/index.php
タイを訪れる観光客に人気の大型ショッピングセンター。BTSナショナルスタジアム駅直結です。タイ最大の売り場面積を誇り、食料品から衣料、IT関連グッズまで、ありとあらゆるものが並べられています。MBK

【メガバンナー】
バンナー通りを北上すると右手に現れる大型ショッピングセンター。日本でも若者を中心に人気を博しているスエーデンの家具屋「IKEA」も入居しています。日本食レストランやオシャレなカフェも多く入居しています。
メガバンナー

【Kビレッジ】http://www.kvillagebangkok.com/
スクンビットソイ26のショッピングモール。スーパー、日本食レストラン他、ハイセンスなショップが多く入居しています。Kビレッジ

【レインヒル】
スクンビットソイ47のショッピングモール。スーパー、日本食レストラン、ワインバーなどが入居しています。レインヒル

【パークレーン】http://parklanebangkok.com/
スクンビットソイ61と63の間にあるショッピングモール。スーパー、日本食レストラン、小さなお子様の遊び場プレイグラウンドなどが入居しています。
パークレーン

【Jアベニュー】
スクンビットソイ55のショッピングモール。スーパー、日本食レストラン、ワインバー、ボーリング場などが入居しています。Jアベニュー


6.メイドさん

人件費の安いタイでは外国人がメイドさんを雇うことは至極一般的なことです。毎日のお買い物から掃除、洗濯、ベビーシッターまで。300平方メートルもあるような広い物件にお住まいの方の場合、メイドさんが毎日のお掃除をしてくれるだけでも大助かりです。また、仕事で忙しいご単身の方にとっても、洗濯やアイロンがけなど身の回りの世話をしてくれるメイドさんは大変重宝されています。ただ、あまり言葉も通じない他人に鍵を預けて部屋のことを任せるわけですから、トラブルが多いのも事実です。

比較的安心してお部屋を任せることができるメイドさんの探し方は、
勤務先の前任者や同僚からの引継ぎや紹介
マンションのロビーの脇などにある掲示板
不動産仲介業者からの紹介
があります。

給与は一般的に下記の通りです。

単身 週3日 半日 掃除、洗濯、アイロン           約2,500~3,500バーツ
夫婦 週3日 半日 掃除、洗濯、アイロン           約3,000~4,000バーツ
夫婦 週6日 半日 掃除、洗濯、アイロン           約5,000~6,000バーツ
家族 週6日 半日 掃除、洗濯、アイロン           約6,000~7,000バーツ
家族 週6日 一日 掃除、洗濯、アイロン、調理手伝い     約9,000~12,000バーツ

*上記金額はあくまで目安です。
*日本語を話すことができたり、日本食が調理できるメイドさんの場合は上記金額にプラスアルファが必要です。
*ボーナスとして年末に給与1ヶ月を支払う方が多いようです。

日本人主婦の家事能力は世界でも1位、2位を争うと言われています。もちろん掃除や洗濯の仕方をメイドさんに教えることも大事ですが、育ってきた環境も文化も異なるメイドさんの仕事の仕方を理解することが、トラブルなくメイドさんを雇用する際に大切なことでしょう。

また、物件の賃貸契約書には、「借主の雇用者が物件に対して何らかのダメージを与えた場合、借主がこれの責任を取る」、との一文が必ずあります。つまり、メイドさんが例えばバスルームの鏡を割ってしまった場合なども、その弁償代は借主が負担しなければなりません。借主がメイドさんから請求することも無論可能ですが、メイドさんの給与や生活水準を考慮し、全額は請求しないなどの措置を取るのがスマートな対応かもしれません。

最後に、真面目に仕事をするメイドさんが多い中で残念なことではありますが、中には良からぬことを企むメイドさんがいることも確かです。メイドさんと物件のガードマンが共犯で窃盗を犯すこともあります。日頃よりメイドさんとコミュニケーションを図り、良い関係を築いていくことが大事です。