ファシリティについて

設備品ガイド

タイは日本と違い、予め家具や電気製品の設備品が整っています。シラチャのほとんどの物件に備わっているファシリティについて説明いたします。

1. テレビ

ほとんどの物件に完備されています。今は薄型の液晶タイプが多いですが、築年数の経過した物件ではブラウン管仕様の大きなものであったりします。コンドミニアムについては入居の際の取り換えの希望を出すことが可能です。ただ実際にリクエストが受け入れられるかは各オーナーさんの判断となります。

2. キッチン

ワンベッドルームタイプ以上の間取りの広い物件になってくると、キッチンが備わってくることがほとんどで、複数人数で住むことが前提の物件ではカウンターキッチンも多く見られます。シラチャではオール電化であるため、IHクッキングヒーター、または電気コンロが備わっています。その他物件によってはジューサーミキサーやオーブン、コーヒーメーカーなど充実した設備品のある物件もあります。食器洗い機はメイド雇用の習慣があるせいか、ほとんど見ることがありません。

3. 電子レンジ

ほとんどの物件に完備されています。多機能というよりは、加熱専門のシンプルなものがほとんどのようです。

4. 冷蔵庫

ほとんどの物件に完備されています。 部屋の面積に比例した大きさのものが備わっているのが一般的です。

5. 洗濯機

元々手洗い文化があるため、家賃2万バーツ以上の物件でないと設備されていないことが多いです。設置場所は日本と違いバスルームではなく、キッチンまわりにまとめられていることがほとんどです。乾燥機が付いている物件もあります。

6. エアコン

ほとんどの物件に完備されています。南国タイで生活していく上で必需品ですが、物件の築年数の経過によって古いエアコンが備わっている場合が少なくなく、そのようなエアコンの場合冷房が効きにくかったり、騒音や水漏れなどの問題があり、また、電気代も割高になってしまうため、物件探しの際はよく注意しましょう。

7. 電話、FAX

ほとんどの物件に完備されています。ただ、現在では携帯電話の利用がほとんどであるのと、SNSの無料電話が一般化してきたため、以前ほどは重視されないかと思われます。FAXはまず設置されていませんが、お仕事でFAXを使用される場合は、独自で購入されるか、または有料サービスのお店を利用する手段があります。

8. 炊飯器、掃除機、アイロンなど

炊飯器は独自購入となるでしょう。掃除機も床質によって清掃方法が違うため、一般的には掃除道具も独自購入となります。また、アイロンも独自購入になることがほとんどです。

9. 家具、寝具

ベッド、イス、ソファ、テーブル、収納用クローゼットはほとんどの物件に完備されています。ベッドに関しまして、シーツ類や掛け布団などはサービスアパートメント以外の形態ではほとんど完備されていませんので、独自購入となるでしょう。またビジネスデスクも完備されている物件はほとんどないため独自購入となるでしょう。

10. 日本の家電を持ち込んで使用する場合

日本で使用していた家電を持ち込んで使用する場合、電圧を確認しましょう。タイは日本と電圧が異なり220V(ボルト)です。日本の100Vの家電を使用する場合は変圧器が必要となります。

  • テレビについてタイはPAL方式です(日本はNTSC方式)日本のテレビはタイでは使用できません。
  • DVDDVDにはリージョンコードという規格があり、これを確認する必要があります。タイと日本ではこの規格が違い、リージョンフリーのDVD以外は、日本のDVDをタイで視聴することはできません。

〈変圧器の使用〉
前述の通りタイの電圧は220V(ボルト)です。日本の電圧の家電はタイで使用するには変圧器が必要です。近年デジカメやノートパソコン関係は240Vくらいまで対応できるものが増えておりますが、ドライヤーや炊飯器などの生活用家電はほとんどが100Vですので、これらはタイでの購入をされることをおすすめいたします。