5月1日よりコロナ第3波の感染防止対策規制が強化されました

こんにちは西村不動産シラチャ支店です。4月からタイ全土に広まった新型コロナウィルスの第3波。中々収束せず感染者の増加に歯止めがかからない状況を受けて、5月1日より規制の強化が実施されております。

第3波の経緯と、今回の規制についてお伝えいたします。

コロナ第3波の拡大

4月の初旬にバンコクの日本人が多く住むトンローにあるナイトクラブでクラスターが発生しました。ニュースで大きく報じられたのでご存知の方も多いかと思われます。

その後一気に感染は拡大し、シラチャでも感染者が増えていきました。

4月の段階でバーやカラオケなどの歓楽施設は営業禁止となっておりましたが、感染者数の増加が止まらないことから、5月1日から規制が強化されることとなりました。

チョンブリー県のゾーニングはディープレッド「濃赤」

(画像:NBT)

一時はレッドからオレンジ、オレンジからイエローまで警戒レベルが下がっていたチョンブリー県ですが、今回のゾーニングでは最高度厳格管理地域であるディープレッド「濃赤」になってしまいました。

これは最多感染者数であるバンコクと同じで、チョンブリー、バンコク以外のディープレッドゾーンは、パトゥムタニ、ノンタブリ、サムットプラカン、チェンマイの1都5県となっています。

5月1日からの規制措置

居住地外、公共の場では衛生マスクもしくは布マスクの着用しなくてはなりません。違反者には最高2万バーツの罰金が科せられます。

先日会議においてプラユット首相がマスク着用をしなかったため6000バーツの罰金を命じられたというニュースがありました。

ディープレッドゾーンにおける集団での活動は、20名以上の活動が禁止されています。

百貨店やショッピングモールなどの営業は午後9時まで。セブンイレブンなどのコンビニエンスストアの営業時間は午前4時から午後11時までです。

屋内の運動施設、ジム、フィットネスは営業が禁止されています。屋外の運動施設は午後9時までで、無観客のみ試合が認められます。

飲食店について

そして毎回一番堪えるのがこの飲食店についての規制措置ですね。ディープレッドゾーンでは、ついに店内飲食が禁止になり、テイクアウトまたはデリバリーでの販売のみ認められています。

営業時間も短縮され、午後9時までです。

移動について

現在ロックダウンのような移動制限は出ておらず、チョンブリー県から県外への移動について、不要不急は自粛ということになっておりますが、

チョンブリー県を出る際の検問が設置された情報があります。

まとめ

またもレッドゾーンでしかも今回は ディープレッド「濃赤」になってしまったチョンブリー県ですが、第2波も乗り切ったようにここはじっと我慢の時です。

感染者数が減って一日も早く規制緩和となるよう願うばかりです。